車高価買取

元営業兼査定士が語る車買い取りの裏事情と高く売るコツ

私がこれからあなたが車を売るために必要な情報を公開します

私は某車ディーラーで営業兼査定士として6年半ほど勤めていました。

その中で、買い取り業者との競合や、買い取り業者を利用しての営業方法を確立しました。

しかし、時にはお客様に申し訳ない事をしたなと後々後悔するような事も多々ありました。

業界を去った今、買い取りに関する裏の情報を皆さんへ開示する事により、一人でも多くの方がより高く愛車を買い取っていただける、買い取り業者と出会っていただければと思い記事に起こす事にしました。

この記事の中には業界の人間しか知り得ないような情報を書いていきますので、売る際の1つの情報として、また交渉テクニックもご紹介いたしますので、交渉手段の1つとしても活用していただければと思います。

車業界は金儲けが第一

車業界というのは整備工であっても、販売店であっても、買い取り専門店であっても基本的なところは変わりません。

その基本概念はというと、「お金が一番」というものです。

その証拠に、車業界の特に営業マンと言われる人達は、定年まで働いている人が、あまりにも少ないと思いませんか。

これは、会社が金を稼ぐ使い捨ての道具としてしか、営業マンを見ていないからなのです。

その為、営業マンは仕事に従事中には会社の為、と心を鬼にして働きますが、ある日自分がやっている事の罪悪感に負けてしまい退職を決意する人や、食い物にされている現実に気付きやめてしまうという事が多いからなのです。

私も入社して数か月したころ、買い取りの金額提示についてお客様をだましているような気分に苛まれたことがありました。

その時に上司から言われた一言が「お客様が納得しているのだから、それはお客様をだましているわけではなくビジネスをしているのだから、気に病む必要は全くない」、「お客様は友達でもないし、身うちでもないのだからそんなに気にしなくても良い」このようななんともブラックな事を言われた記憶があります。

車業界の友人知人、家族の概念

車屋に知り合いがいるから車を高く下取りしてくれる、買い取ってくれると思っていませんか?また貴方の回りで友人がいたから良い条件で契約ができたという事を言っている人が居ませんか。

友人や知人がいるから損をしないと思っていたら大間違いです。友人知人には安くしてくれるというのは車業界がでっち上げた夢物語でしかありません。

なぜかと言うと、知人や友人まして家族には無理をしなくても契約が取れる可能性の方が大きい事を知っているからです。

基本的に友人や知人、家族には営業マンの言い値で契約ができてしまう事が多く、車業界の人間は友人や知人、家族をカモとしか思っていないと思う事が大切です。

「○○君の為にかなり良い条件を持ってきたよ」や「親戚だからこの条件が出せるのです」などの言葉を信用しないでください。

間違いなく他の交渉の上手い方の方が、遥かに良い条件を提示してもらっています。

このように知人や友人ましてや親族が居るからと言ってその方の、言う事ばかりをうのみにして買い取りの契約をしてしまうのは損をしてしまう可能性がとても高いのですが、では損をしないようにするにはどのようにしたら良いのでしょうか。

営業マンの「今」「今日」のワードには要注意

買い取り業者の営業マンやディーラーの営業マンの「今ご契約いただければ・・・」や「今日ご契約いただければ・・・」というフレーズを耳にしたことはありませんか。

このフレーズこそ皆さんの気持ちを焦らせ判断を鈍らせてしまう、代表的な営業文句なのです。

このフレーズに例えば「○○様だからこの金額で条件をお持ちしました、しかしこの条件が今日ご契約いただければという条件付きで、上司から承認を得た条件になっておりまして、うちだからここまでの条件を出せています、絶対に損はさせませんので、今ご契約いただけませんでしょうか?」と言われたとしましょう。

しかし、ここで契約するのは危険です。

なぜなら、この営業トークの中には、「今だけ、ここだけ、貴方だけ」という言葉が隠されています。

この「今だけ、ここだけ、貴方だけ」という言葉には、購入者側に気持ちを焦らせ、更にはその焦りに乗じて偽の今契約しなくてはという気持ちを大きくさせてしまう効果がありますので、このワードに結びつくようなワードが出てきたときには騙されるかもしれないと警戒する気持ちが大切なのです。

このように、営業マンは顧客の心理を煽るような言葉を熟知していますので、大半の方は騙されてしまうのではないでしょうか。

因みに、よほどの事が無い限り今提示された条件が明日になると変わってしまうなんて事はありえません。

というのも、基本的に買い取り後は、殆どの業者がオークションに出品します。

その為、月曜日の買い取り査定依頼であっても次週以降のオークション金額を予測して買い取りの金額を提示するからです。

更に言えば、査定の基本金額の本がありますので、基本的に査定金額の有効範囲というのは基本的に1ヵ月くらいの猶予を設けてある事が多く今決めないと下がってしまう!なんて事はあり得ません。

仮に輸出に強い車であっても絶対に損をしない程度での条件しか出しませんので、明日になると金額が下がってしまうなんて事は、世界情勢があり得ないほど、それこそどこかが突然戦争を始めるなどをしない限りあり得ませんし、世界情勢が悪くなる前には輸出はすでに悪くなっていますので、まず一か月単位で悪くなる事はあり得ないと言っても良いでしょう。

このことから、「今日」、「今」という言葉には絶対に翻弄されてはいけないとお分かりいただけるかと思います。

営業マンに騙されない為には

では営業マンに騙されないようにするためには自分の車の価値を知っておく事が大切です。

自分の車の価値とはどのような事かと言うと、車の買い取りでの相場をあらかじめ調べておくという事です。

※具体的にお話させていただくと、まず相場を知る方法は3つあります

11つ目は下取りの価格です

買い取りの方が下取りよりも確かに高いのは事実ですが、下取りの金額を知っておくことで、下取りの金額を最低価格として交渉に臨めますので、下取り価格より安くなることはありません。

22つ目は、オークション相場を知るという事です

2つ目は、オークション相場を知るという事ですが、オークション相場は今やネットで簡単に調べる事ができますので、事前に調べておくこと、オークションの相場から3万円下げたあたりからの交渉をする事で査定の金額を上げさせることができるのです。

しかし、これはあくまでもオークション相場での買い取りが目的ではありません。

と言うのも、通常オークションに出品する際には出品手数料が必要になります。

そしてその出品手数料が、3万円前後だと考えていただき、目標金額はオークション相場の金額よりも10万円から15万円を下げたあたりが妥協範囲だと思っていただければと思います。

と言うのも、勿論買い取り業者やディーラーと言うのは、買い取りした車を再販して儲けを出します。

この再販時(ユーザーに直接販売)の目標利益が、軽で15万円、普通車で20万円と言われています。

しかしこれは低い方なので、軽で20万円、普通車で30万円の設定をしている業者もある可能性はあります。

ですので、10万円で買い取った車がオークションで25万円から45万円で売れれば万々歳ですが、現実は買い取りの相場から行くとオークションでの落札額と言うのは、10万円で買い取り、25万円くらいで売れればいい方なのです。

そこで、買い取り業者はできるだけ、安く買いたたこうとしています。

そんな業者の営業マンの口車に騙せれてしまっては、業者の儲け分皆さんが損をしてしまいますので、オークション相場を把握したうえで、粘りに粘って業者に10万円から15万円以上儲けさせないようにしましょう。

粘るのは簡単です、契約の返事をせず、「オークション相場がこのくらいみたいなんだよね」と渋り続けるだけです。

正直営業マンは、この返事をするでもなく、しないでもなくと言った状況を嫌いますので、必ず「では、いくらなら契約いただけますかと」聞いてくるはずですので、すかさずオークション相場から3万円から5万円落とした金額を口にしましょう。

そうする事で、後は勝手に営業マンから歩み寄りをしてくれるのです。

それでも歩み寄らないようならば、競合他社は希望に結構近い金額を出しているとゆさぶりを掛けましょう。

月末にノルマに追われている営業マンには必殺技並みの効果を発揮します。

しかし、競合先や金額を効かれた場合には、「向こうはフェアにやって、貴方より高く買い取ってくれると言っているから、そこは教える事は出来ない」と伝えてください。

これで他に実は競合が無くても、営業マンが勝手に上司に再度条件をもらい直してくれるのです。

3査定での評価を知る

査定をしていて、よくあるのが綺麗だから高いでしょうとか、車検したばかりだから高いでしょうという物です。

確かに傷があってボコボコしているより無傷な方が査定が良いのは当然ですが、査定を依頼するからと言って、小さな傷まで板金してしまうと損をしてしまいます

と言うのも、査定の基準として1cm以下の傷は基本的に減点になりませんが、これを修理してしまうと、板金跡という事で1パネル10点の減点になってしまいますし、ひどい時には30点の減点になってしまいます。

査定で10点と言うと1万円の事なのですが、本来は0点の減点だった場所を板金してしまう事で、1万円から3万円の減額になってしまいますので、小傷はそのままにしておくことをお勧めします。

また、車検に関しては、確かにないよりましですが、通常査定は基本の金額が決まっていますので、車検をしたからと言ってプラスになる事はまずありません。

例えば、車検月が6月の車を6月に手放すと、40万円の基本額だったとしましょう。

しかし、同じ車でも車検をした方が査定額はアップすると聞いて車検後に手放したため査定依頼が7月になってしまいました。

このような状況になったとしたときに、通常査定の基準額は、1月で1万円から3万円下がってしまいます。

しかし、車検をすると年式が基本的に1年古くなりますよね。

そうなると、経過年数でのマイナスがあるので6万円くらい基本額が下がったとしましょう。

そして車検をしたばかりでも24か月経過でのプラス額は4万円くらいですので、車検が丸々残っていても2万円マイナスになってしまいます。

更には車検に掛かった金額までマイナスの計算になってしまい大きく損をする事になってしまいます。

このように必ずしも車検があれば高くなるわけではありませんので、気を付けていただくだけで、高く売れる可能性は十分あるのです。

査定中に事故歴を聞く営業には注意

査定中に「事故はありましたか」と聞く営業マンがたまにいます。

こういう営業マンは、査定に自信が無いか、事故歴を上手く金額ダウンの交渉に使おうと思っているかのどちらかです。

本当に大きな事故がある場合以外は「ありません」と答えて大丈夫です。

と言うのも、最近の車は少し当てただけでラジエターコアサポートが曲がってしまい修復が必要となってしまいます。

ひと昔前の査定基準では、コアサポートの交換修理がある場合には事故減点(修復歴)としていました、いわゆる事故車扱いという物です。

しかし近年、安全対策により骨格部分で衝撃を吸収する技術が取り入れられ、フロントを当てるとコアサポートが曲がるようになりましたので、修復歴の項目から姿を消したのです。

また、査定上の事故と言うのは、外からの入力によりフレームが曲がって修復をした場合という定義がありますので、少々ぶつけて傷が入ってくらいは事故とみなしませんので「いいえ」と答えていただければ問題なく査定は終わります。

もし、「はい」と答えてしまうと、「事故があったという事で、買い取りの金額を少し安く設定しております」と言われ妥協せざるを得ない状況になってしまいますので注意が必要です。

しつこい営業マンに注意

 

買い取り業者に買い取り依頼をするには、ほぼ電話番号や、住所を教えなくてはいけません。

しかし、電話番号や住所を教えてしまうと、しつこく訪問や電話を掛けてくるのが営業です。

しかも、中にはしつこく訪問して嫌われてこそ営業などと言う意味の分からない美学を持った営業も存在しています。

あまりにもしつこい営業には、「こちらから電話するから」と伝えましょう。

普通のしつこい営業マンであれば察してくれて、本当に電話を掛けるまで待ってくれます。

あまり待たせると「その後いかがですか」と掛かっては来ますが。

しかし、それでもしつこいのであれば、はっきりと「こちらから連絡するので、訪問や電話をしないで」と伝える事が大切です。

売る気が無いのにしつこいようであれば「今回は見送る」とはっきり断る事が大切ですよ。

車を売るのも何かの縁

買い取りの相談をしたのは営業マンとの不思議な縁があっての物かもしれません。

そんな、不思議な縁を、不快な気持ちで終わる事の無いように、言い商談をしていただけたらと思います。

交渉事ですので、時には妥協せざる場面もあるかもしれませんが、適正な金額で買い取りをしてくれる業者を見つけていただければと願っております

関連記事

  1. 意外と知らない査定の値落ちと損をしない方法

  2. 3月の決算時期に購入が間に合わなくても焦らない

PAGE TOP