車メンテナンス

ミッションオイルを変える意味とは?

最近の車にはミッションオイルの交換時期をお知らせする様な表示をする車が増えています。

しかし、よくよく考えると、今までミッションオイルなんて変えたことないよ?という方も多いのではないでしょうか。

しかし、車に交換の表示が出ているから車屋へ行くとミッションオイルですね。

直ぐ交換しますと言って交換をしてくれるのですが、どうして今頃になってと思いませんか。

だって今までの車よりも性能が上がったのならば、今まで変えたことのないミッションオイルを変える必要があるのか?と思ってしまいますよね。

そこには、車業界の思惑が隠されているのです。

そこで今回は、車業界のミッションオイル交換の表示に関する闇をご紹介します。

■そもそもミッションオイルは交換しない

皆さんは、オイル交換の現場を見たことはありますか。

エンジンオイルを交換する際には、全てのオイルを抜ききって交換します。

これがいわゆる交換という物です。

しかしミッションオイルの交換の場合には、交換とは名ばかりで全てを抜ききって交換をするという事はほぼありません。

ではどのようにするかと言うと、半分ほどのミッションオイルを抜き、抜いた分と同じ量のミッションオイルを補充するのです。

そう半分しか変えないのです。

という事は、変えないなら変えないでもいいんじゃないの?と思いますよね。

その通り、変えなければ変えなくても基本的には車に何かしらの影響が出るという事はめったにありません。

というのも、ミッションオイルを変えなくても20万キロ以上走行している車が多く、最近まではミッションオイルの存在を知らなかったという方も多いのではないでしょうか。

■なぜ今更交換が必要と言われるのか

今まで交換をしたこともないミッションオイルですが、なぜ今頃になって交換が必要と言われる様になったのでしょうか。

それは、各メーカーの車の性能が良くなった事と関係があるのです。

というのも、車の性能が良くなると、故障が減ります。

故障が減ると、買い替えが減るのです。

そうすると車会社の作業量が減る為、利益が単純に減ってしまうのです。

そこで、利益確保の為にミッションオイルなどの今までほとんど問題視すらされていなかったような消耗品などの交換を煽り、交換をさせる事で落ち込んでしまう利益のカバーをしようとしているのです。

基本的にミッションオイルは、半分しか変えないという事を知っておくと、車屋でミッションオイルを変える事の無意味さが良くご理解いただけるのではないかと思います。

■これは推測ではありません

この様な話をすると、車好きの方たちはミッションオイルの交換の重要性を知っているという事で、反論的な意見をされるという事がありますが、これは推測で言っている事では無いという事だけご理解ください。

というのも、私は長く車業界に勤務していたので、ミッションオイルを変えなかったことによるギアの破損のリスクについても理解はしています。

しかし、ギア破損で症状が出た車を見たことはありませんでした。

そればかりか、メーカーの勉強会では、必ずと言って良いほど基盤収益の話になります。

車の販売台数が減り車検も競争する時代に何が必要かという事なのですが、ここで必ず顧客との絆という話になるのです。

確かにユーザーから見れば営業マンとの絆というのは相談ができるなどでしょうが、メーカーやお店が考える絆というのは、お金なのです。

もっと言えば、どれだけ修理や交換に来てもらえるかを指す為、ミッションオイルの表示をする事によってユーザーがディーラーに足を運び、しなくても良いミッションオイルの交換をしてお金を落とす事を絆と言い、収益の補てんをする事だけを考えた教育をしているのです。

この様にユーザーからの絆とメーカーやお店が考える絆という物はかなりの温度差があるので、営業マンが店よりの考えかお客の利益を優先する考えかを見抜いて付き合う事が大切だと言えるでしょう。

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